圧倒的な悪の力を描け!!

こんばんは、宮本一二三です。

「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のあまりの進歩のなさに数週間感想書きをサボっていたのですが(すごくボロクソな批判を書きそうだったし)、先週の「仮面ライダードライブ」がとても燃える展開だった上に、脚本家のちがう「ニンニンジャー」はそこまで不快感がないので帰ってきました。ちょっと語りますのでよろしければおつきあいください。


さて、今回の「ニンニンジャー」でしたが、脚本家がちがうとここまで人物の描写に差がでるかと驚愕しました。
いつもの6人はあまり所作をみていなかったのですが、さすがに旋風役の矢柴さんは畳の縁をちゃんとよけてらっしゃるので和式マナーとして普通のことなのに感動をおぼえました。
なんといっても家族をちゃんと思いやっている描写があると印象はだいぶ違いますね。旋風氏は自分の子をふくむラストニンジャの孫たちを「お前たち」と呼ぶのに違和感をおぼえましたが(キャラクター的に「君たち」のほうがあっている気がする)、毛利亘宏氏はメイン脚本家の下山氏より人物描写の連携が巧かったです。


ところで、「史上最悪の武将」であるところの牙鬼幻月の凶悪であるはずの所業はいつ語られるのでしょうか? 
今のところ小姓と幹部のひとりが入れ替わりで悪事を行っているだけでまったく牙鬼の脅威が伝わってこないよ! もっとくどいほどに描写して!!
(なぜか松岡修造口調)
アバンタイトルでちょくちょくご健在なころの牙鬼さんの恐ろしい所業の映像を混ぜれば済む話なのになあ。
幹部がうなされている夢でもいいから。

悪役の目的を明確にするほど、正義の味方のすばらしさは引き立つものなので、敵の目的描写はほんとうに大事にしてほしいなあ。


今のところ二代目ニンジャなはずの旋風さんがたんなる主夫なので、今からでも遅くないからテコ入れで戦国時代の武将を研究する学者とか、時代小説家とか、で当時の風俗にくわしいので牙鬼の所業を記した巻物を手に入れており、ラストニンジャの孫たちに牙鬼の脅威を語るようにしたら今までの失点をとりけせるように思いましたマル。

現在の描写のままだと「ニンジャに非ずば人に非ず」みたいで、ひたすら不愉快なんだよね。
忍タリティーのない、だけども重要な力を持つサポート役がいたっていいと思う。

上で「もっとくどいほど描写して!!」といっている理由は、私自身物語を描いてきて「自分で重要だと思ってじゃっかんドヤ顔で作った設定ほど、他人は重要視していない」という状況になんども陥ってきたからです。

自分で自信を持って作った設定ほど、他人は忘れやすいものだと考えて、大事な設定ならきちんとなんども説明しましょう。


上質な語り手ほど、語らねばならない部分をおろそかにしないものなのです。

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