タイトルにかこつけ、「ゼロワン」なので一話だけ見ることにした「仮面ライダーゼロワン」感想。

こんばんは、宮本一二三です。
うっかり「仮面ライダージオウ」の録画予約を消しておらず、「仮面ライダーゼロワン」を録ってしまっていたので、せっかくなので感想でもしたためようと思います。
(今回で「やっぱムリだわ」と心底思ったのでゼロワンへの感想はコレで最初にして最終回です)


――今回の内容を三つのツッコミという柱でまとめると、こうです。

1.安定の高橋脚本節。
お好きな人にはたまらないんだろうけど私は氏の書くジェットコースター的後を省みないワルノリその場かぎりのノリ脚本はやっぱり苦手です。
今回はもっとも向いていなさそうなお笑いに挑戦なさっていてスゴイですね。

2.なんか新しい時代をめざしているわりに昭和っぽい。
あいかわらずキャラ描写に職業軽視・男尊女卑がにじみでています(後述)。
あの主人公のステージ衣装のギラギラコテコテぐあい、いまどき見ないだろ関東では。遊園地の支配人にクビを言い渡されるシーンに激しい既視感あったけど「TRICK」だわ。タイムリーにも今再放送やっているみたいですね。
必殺技のときの技名表示はダサいな、と感じたけど、タイトル文字が石ノ森風なのだけは好き。

3.またデジタルで社長でマッチポンプかよ!!
私のリア友などは「ア〇ア〇マンかよ!」と言っていましたが、それ以前に高橋脚本の前のライダーにでていた「自称神・すべての元凶」のアイツとその親父のラスボスを思いだして胸糞悪くなります。今回はヒューマギアという機械生命体がふつうに社会生活に溶けこんでいる世界みたいですが、どこぞの職業学校か大学のCMみたいなものを見せられた私は「コレ労働力としての人間いらなくて、社会制度崩壊するんじゃね?」と心の中でツッコんでいました。
機械技術が発展すると人間の労働力が要らなくなるって近年ワーワー言われていることではありますがすでに星新一や手塚治虫など先達が昭和の時代に物語として書いちゃっているんだよなあ。
あと、謎の海底都市で生活している黒づくめの二人組がでるまでもなく、データ書き換えして悪用するような人現れそうだなあ、とじゃっかんのSF脳みそを持ちあわせている人間としてはそのへんが気になりました。
人類の中には「人に似ているけど、メカでしょ?」って拒絶する層も何割かはいるはずなんだけど全面的に受けいれられていて違和感もあるよね、ヒューマギア。そこツッコんだらダメか。
(あと、社長の爺ちゃんと孫、人間に似ているけどちがう物が敵、笑いが関係ある、美人の付き人が献身的、でなんとなく「からくりサーカス」を思いだしましたが、たぶん要素が似ているだけだろうねー)
(こっちの爺ちゃんは己が作った物の欠陥部分を孫に丸投げってヒドイよなーと遠い目になったよ)



いちおういいところも誉めておきますと「なかやまきんに君」の肉体美でしょうか。あと女性陣は可愛い。
リュウソウの映画もおなじ傾向だったんだけど、ビジュアル面力が入っていました。ただシナリオの流れやセリフに引っかかりをおぼえると集中力が途切れてしまったり、今トンデモ発言飛ばしてなかったか? といらんところが気になって巻き戻す羽目になります。ほんと高橋脚本はノリでゆるせてサラッと見られる人向け。さっきと言っていることちがわない? キャラぶれすぎじゃない? みたいなことが気になる人間には向きません。

動いているゼロワンは……やっぱりスズメバチだなーと。
ほかに蜂フォームあるみたいなんですけどね。
ボスにオニヤンマ(スズメバチの天敵)とかでてきたらオモシロイですねー。


◇ 私はコレで主人公嫌いになった ◇ 
2019-09-01 zero-one
全方位に失礼だろこの発言。 (「・ω・)「ガオー
なにがイヤって、これ、自分の祖父(社長)が亡くなった直後で、それに対してすこしの痛痒もあったら人間らしいといえるんですけど、「こんなところに連れてこられて心底迷惑だ」みたいな反応なんですよね。まあそもそも主人公が仕事先に遅刻しそうになる、お笑いバイトもツマンナサすぎてクビに、ガックリきているところを社長秘書イズにより拉致られる、という流れなんですけど、感情の流れに人間味ないんですよね。責任感のない若者って感じで魅力ないなーと感じていたときにこのセリフですよ。
公的な場所でしかも社長の三代目のわりに言葉遣いなってないうんぬんより「社長『なんて』」ってなんだよ仕事舐めてんのか? という印象を抱きました。こんなやる気ない世の中舐めたワカゾーに社長の座を掻っ攫われる副社長可哀想。

エンディング付近、主人公や謎の組織が闘ったおかげで遊園地は守られ、遊園地存続を聞いて笑っている子供たちを見た後の「笑いが検出されました」的なイズの言葉に「こういう笑いのとりかたもあるのか」って返していたけどどんだけ感性に乏しい人生を送って来たんだよこの主人公。
そりゃお笑いにぜんぜん向かないわ。人がなんに感動するのか知っていないと笑いとれんだろうよ。全面的に「俺面白いだろ」の押しつけなんだもの、この主人公。そんな押し売り、要らんわー!!



――あとのツッコミどころとしましては。細かいものははしょって、

敵を倒して助けているにしても上官の命令無視、勝手な武器持ち出しなど不破酷いな。
おまけに上官突いて「どけ!」はないだろ!! 
余裕でよけて通るスペースあったぞ。チンピラかこやつは。
(ちなみに上官は女性で、不破は男性。私が上司だったら罰則規定を求める報告を上にします)

遊園地の支配人が敷地内の設備崩壊あと、子供相手に、「遊園地はこれからも皆を迎えるよ」って言ってたけどムリだろ!
事情徴収とか外聞が悪くなったりしているだろうしぜったい怪我人、酷けりゃ死人でているだろうし、「今すぐはムリだけど、ぜったい復活させるよ」くらいにしたほうが現実的でよろしかったのでは? 


以上です。おつきあい有難うございました。
もう見ません、このライダー。ライダーお祭映画があったりつぎのライダーが良作だった場合は映画版で見てしまう羽目になるけど。


一個、ツッコミ忘れていたんですけど、ヒューマギアをなぜか敵視している謎の組織の読みが「エイムズ」なんですよね。
前の高橋脚本の主人公が永夢で「えいむ」なので、どんだけこの単語の響きに執着しているんだろうか、この人と遠い目になりました。

それともやっぱり自分がウケタと感じた要素を繰り返しているだけ?

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