一次と二次とそれ以外。

こんばんは、宮本一二三です。 (=゚ω゚)ノ
最近、「西原最後の闘い」の雑あらすじに付随するネタをご友人とメールにてやりとりしたりして、そこであらためて一次創作者(元ネタを自分で創って話や絵をかく人)と二次創作者(既存の作品の設定をお借りして話や絵をかく人)のちがいをしみじみと認識しました。ご友人は二次をかかれる方なんですけど、公式のキャラクター描写や設定や時系列を丁寧に踏襲される方でお話も面白いというすごい人です。

両者の一番のちがいをひらたく説明すると「削る人」か「増やす人」かのどちらか? ということです。
どんなに面白そうなネタでも、本筋から大幅に外れそうであれば容赦ないまでにネタを削るのが一次の人(や一般書籍などのプロ)で、一次の人が泣く泣く削るネタを拾ったり、自分で面白そうなネタを増やす人が二次の人(同人作家やスピンオフをかかれる方)なのだなあ、と。
これ、思考における向き不向きなので、どちらに向いているかとかはありますが、優劣はないと思います。どちらも巧拙というか個人差はありますし、ご友人は公式のキャラ描写を先読みされていて私すごく感動したことがありますので!

ただ、問題なのは最近の映像作品や書籍出版業界の流れが本筋を丁寧に描く作品ではなく、どちらかというと二次的な雰囲気の「一時的にパーッと売れればいいのでネタ満載みたいな作品」を持ってきていることが増えたように感じられることです。もともと本筋を丁寧に描写していた一次的な作品が後者に流れる時もあって、泣きたくなるような気持ちになることもあります。
特定の漫画や特撮作品を私が受けつけなくなったのもそれがたぶん原因でしょう。
某SNSのせいだけにはしませんが、ああいう一期一会な場所で当たった強烈なネタってたしかに一時的には話題の着火性は激しいんですけど持続性には欠けるんですよね。丁寧に細部まで考えぬき、他者に通じるように必要な情報だけを選別してってたしかに地道で地味で時間かかって大変なんですけど、結局後世まで残る作品って持続的にコツコツと情報量を積み立てた物だったりするよなーと某ホラーゲームの15周年の愛されっぷり(※ 後述)を傍から見ていて考えました。
SNSなんぞと関わりのないかたがたのほうが母数として多いのだから、ああいう場所で流行ったモノが世間ではそこまで売れないのも納得です。
継続してずっと愛される物を売るのであれば一時のネタより面白く独自性のあるキャラクターとそのキャラがいきいきと生きている世界観と物語性が必要です。などと偉そうですがプロでもないのだけど言い切ります。

※ SIRENの一作目……15周年記念の展示会は盛況だったらしいし、脚本の方のツイッターを拝見したらスタッフや出演者の方にも愛されているのをヒシヒシと感じました。あのゲームも元ネタは「スティーブンキングの『呪われた町』」に影響された「小野不由美の『屍鬼』」の登場人物の配置なんかなどを借りて出来たものらしいんですけどキャラクターは立ちまくっているしアーカイブの異様な作りこみから醸しだされるオリジナリティーがすごすぎて雰囲気が別物なのでもはや堂々とオリジナルを名乗っていい作品だと思います。
ちゃんと作品内のツジツマをあわせつつ作中で完結してますし。
完結するって大事だよね。ポシャる企画が多い中、一作を完結させるのって奇跡なのかもしれません。
ネタをだすのって(具体的なかたちにしないぶんには)たぶん誰でも出来るんですけど、前後のツジツマをあわせつつ一貫したテーマで最初から最後まで通しでかく、という部分で九割の人が脱落するように思います。
それを出来るのは、習慣的に継続して作品に集中できる人だけでないかなー、と思います。
愛と熱意と「この作品はよくなる」と信じる心が要る。


一次と二次でわけて書きましたが、最近の作品のダメになるパターンって「二次向きな思考の作家が一次をやって『本質を無視して』重要にすべきところでない部分を重要視して爆死」とか「二次向きというか手っ取りばやく売れる作品を書ける脚本家かと思ったら思いつきだけでツジツマを合わせないんだが、スゴイ作品との共通項として『話やキャラの行動の先が読めない』ので一部の人にはスゴイモノと認識されて猛烈に受ける」とか「作品内でのいい位置のキャラに作り手が自己投影して結果気持ち悪い流れになってしまう」とかあると思うんですが、如何か? って私は誰に聞いているのでしょうね。
とりあえずそれらをそれ以外というか「論外」としてカテゴリわけしておきます。
作り手は作っているときに作中に気持ちよさを見いだしちゃダメなんです。
出来た物を他者に喜ばれたり楽しまれたときに喜ばないと。

とにかく、受け手の目線を意識して客観性を持って創らないと気持ち悪いモノになりがちなので、根っからの一次者としては「伝わるように」考えぬいてヨタ話制作に当たろうと思います。

◇ 先日描きおろしたアリオンゲレル ◇ 
「天星神話」のヒロイン、アリオンゲレル。衣装の色を主人公とお似合いな風に変更しました。
おなじ絵をアルバムにも収録。 ♪(/・ω・)/ ♪ 
ウィンドウズフォトギャラリーうんぬんで人の顔に見えることより、原画より美しく、なおかつ文字がぼやけないことを主眼に仕上げました。
烏の濡れ羽色はいいですなあ。前の絵よりだいぶ可愛いのでアルバムを編集して前のヤツを消します。
私は絵の修正や編集の大部分をペイントで行っているのですが、デザイン系統を本格的に学びたいのでPDF関連をいじれる物の購入を検討しております。私、絵だけじゃなくて装丁などのデザインも好きなんですよね! 機械にかなりの苦手意識があるんですけど、よりよいものが創れるように自分を変えていきたい。



◇ 8月17日のミヤモト ◇ 
今日ミヤと通常記事をたがいちがいに休んでいて申し訳ないです。

2018-08-17 kyoumiya
よそん家の猫っぽいのでかまわないようにしてます。 (//>ω<)



◇ 前のTOP画像 ◇ 
2018-06-20 hayatake
文章用自分とイラスト用自分の二体に分裂できたらと毎回考えるんですが、それで解決できるわけではないのは重々理解してます。
今年中には「ヨタ話」の骨組みを完了させよう。 (*・`ω´・)ゞ
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