いっしょうけんめい(?)録りためた特撮を消化する。

こんばんは、宮本一二三です。
夏場の特撮映画公開にむけて、20話以上も見ずにいたニチアサを見ています。
どちらも面白い。
戦隊はまだ3話まででぜんぜんだし、ライダーは北都と東都の闘い始まったよ、ってところで止まってます。

「仮面ライダービルド」は、ちょっとダーク目の作風なのか見てて辛い展開も多かったりするけど、「主人公が(顔を変えられ記憶喪失になっていた)悪の科学者だった!」ということにちゃんと伏線(本人が好きな激甘卵焼きを感動の涙を流しながら食べる)あったり、「いくらなんでもマスターが自分では動けない娘連れでアヤシイ組織から単体で逃げられるのはオカシイ」という不自然な部分にちゃんと回答(じつはマスターはたびたびビルドの妨害をしてきたブラッドスタークだったのだ!)されていたり、主人公がちゃんと天才(敵にボトルをぜんぶ奪わせたと思いこませて、どっこい摩り替えておいたのさ!)だったり、アイテムの仕様で殺す気もなかった人を戦闘で死なせた主人公がちゃんと数話人間的に落ちこんだり、キャラクターに血がかよっているのですごく安心して見られます!!
マスターのあつかいは、すごく現実的なんで、そういう風に描くのは理解できるんだけど、美空ちゃんの心情を思うとなんとかならんかったのかな? とちょっと嫌な気持ちに襲われますな。

2018-07-23 build
戦兎(主人公)はいいヤツだし、たぶん顔を変えられる前の彼も純粋に新しい技術を作りたいだけで組織の裏の考えには反発していたっぽい描写だったので、美空ちゃん周囲に救いがないわけでもないし、脚本のムトーさんは本当にシナリオ構築が手練れで「考えかたが単純な悪でも善でもないグレーゾーンなキャラ」がたいそう巧いので、そんなに胸糞すぎるわけでもないかな。
ヒゲの息子は邪悪でダメだけど、東都のトップの御仁がマトモなところとかかなり好き。
マトモな大人描写があると安心しますね。

「考えかたがグレーゾーンなキャラ」は、「単純に悪、単純に善みたいなキャラ」より作るのも使いこなすのもかなりむつかしいのです。北都のアニキが「みーたんラブ♡」なのとか、わかりやすいんだけどかなりいいですね好きです。
憎まれ役を単純に悪にしてなくて三羽烏にもちゃんと愛嬌あって素敵。
ストーリーの構築法をちゃんと理解している人が脚本担当なことの安心感ってスゴイですね。
文章というか台詞が一文中で捩じれたり反対のことを言っているなど破綻していると、ストーリーどころか繰り広げられている俳優さんの動きすら追えなくなったりしますが今回そういうことないんだもの、それどころかかなり前に中断していた話にすんなり入れたんだもの。
ホントーにそれが本来はふつうなのにふつうのことにふつうに感動してしまうぞ!! 

2018-07-23 mayoi-goto
脚本や小説は文字だけで構成されていて、物語の構築の良し悪しがわかりやすい。
シナリオ構築の勉強をするにはほかの物(絵や俳優の演技)の混じっている媒体よりうってつけなので、物語を描きたい人ほど文章を読めたほうがいい! と私はつねづね考えているわけであります。

じつは絵描きさんも指定なんかに関わるし(服飾や時代設定なんか)、たいがいのクリエイターはあるていど文意は掴めたほうがいいよね。
感性つきぬけタイプの天才型に見える人ほど却って雑多に読んでいたりするものです。

いろんな考えの人がいることを理解していないといろんな人を描けないし、人の考えに合わせにくいんではないでしょうか?

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