オランダ犬とともに天使の誘導で天に召されそうな「すごかちりょう」感想。

こんばんは宮本一二三です。
今日の記事、いきなりこれですみません。あいかわらず毒舌(半分は毒抜いてるけど!)ですので、ニチアサ8時のアレが好きな人はお帰りください。そういやこのブログ、ニチアサ8時のアレが好きな人(信者)からは一回も襲撃されたことないですね。
私一回目からツッコミを入れまくっているのに。ツイッターでなくてブログだからか。


今回は、今まで一回話にでてきただけでそのあとチラとも描写のなかったゲンムパパがいきなり出所していました。このへんで「ああコイツが前回の予告ででてきたクロノスなんだろうな」と予想が出来てしまい、「ほうら意外なヤツが真犯人だっただろ」みたいな脚本家の思考が透けて見えて遠い目になりましたが、最後まで視聴しました。
キツカッタデス。回を増すごとにだんだんキツクなるというか、この作品ってマトモに読書経験や物語に触れている人のほうが物語に倫理や筋道、キャラクターに目的や信念を求めてしまうからよけいにダメージを喰らうんだと思います。
エグったら物語の筋もキャラクターの整合性のどちらもないもの。
ホントに前々回や前回でラスボス対主人公の構図を壊滅的にぶっ壊したから話のカタルシスがなくなってどうすんのコレ? 状態だったんですけど、「真犯人は私だ。今までお前達の所業はぜんぶ私の手のひらの中だ!」みたいに言われてもポカーンですよ。
だってコイツ(ゲンムパパ)の描写って碌にされてこなかったもの!!
今までのパラドやゲンム=黎斗の言動と矛盾する部分もすごくあると思うんですけど記憶から引っぱりだすのメンドクサイな。

2017-05-24 ex-aid
今回のエグはもろJOJO三部だよね。
脚本はあいかわらずというか回を増すごとに酷さと粗さが加速していくんだけど、今回ラスボス然とした顔でぽっと出ででてきたクロノスの能力を時計なんかのモチーフとして表現していたCGを作った人は、これからも頑張って欲しいなあ、と思いました。
あのCGはかっこよくて好きです。絵面が役不足すぎて力不足な脚本にはもったいないけど。


◇ ガシャットのLV=ライダーの強さ にした弊害 ◇ 
ガシャットといえば、あんな小さい筐体の中に「バグスターが原因で消滅した人間のデータが保存」できるらしいんですけど、人間の脳内データって複雑すぎてあんな小さいモノに収めるのは不可能(機械にはソフト部分で自己忘却システムやら記憶の強調や変換なんかの機能は実装されていない!)だし、仮にできるとしても実体化する際に人体を構築する水やチッソやアミノ酸やカルシウムやらその他もろもろはどこから調達して組み立てるのでしょうか? 
医者だったら人体の組成や仕組みはそんなに簡単じゃないと重々承知していらっしゃるはずですが。
まあ、そういう私の根本的なツッコミも今回データ人間ゲンムがポッピーの生息するゲーム筐体からCRで出力した際にコーヒーを飲む(!)というシーンでぶっとんでしまいましたが。他のバグスターがギリギリでしなかったのでまだ設定上は破綻していなかった部分を破綻させるスタイル、さすが(誉めてない)。

◇ 医者とは?(哲学) ◇ 
2017-05-26 ex-aid
「飛彩がグラファイトと闘うんじゃないのかよ!!」(心からのツッコミ) 
たぶん、飛彩だけほかのふたりよりLVの低いガシャットを使っているのでパワーアップしたグラファイトとの戦闘をしたら死ぬからダメ! みたいな姑息な計算が脚本家に働いたんでしょうが、破綻しているゲーム設定を見るにつけ、何度も書きましたがゲーム設定はゲーム設定らしく、ガシャット固定にして毎回LVアップしたほうがよかったな。
あと、医者×3とゲンムという4人パーティーが横並びになった際、みんなおなじオモチャみたいな原色ベルトを締めてて基本モノトーンな服に合わせている(永夢は派手色だったと思う)のって駄ッションセンスだなーと思いました。成人男性集団にあのベルトはキツイわ。話の流れ的に最終決戦ぽいノリだったのに、まるで町内の血の気の多い若い衆が川原で石を投げあっていた江戸時代あたりの抗争に行くみたいなビジュアルにしか見えませんでした。現代で言うところのオラついた若者とかチンピラとか珍走族なんかの諍いがおなじカテゴライズでしょうか。
飛彩パパもひさしぶりに登場しましたが……医者免許返上しろ! みたいなことをコソコソやってました。
お医者さんって、「自分が倒れたら仕事にならないから各種色々な病気のワクチンを打っていて、『治療する人間だからこそ』日本では戦時中に徴兵されなかったり裏方作業をしていた」向きもあるんですけど、その理念からまっとう(?)に外れてます。
どこぞのミョーに売れた漫画の「小さい子どもネグレクトして激戦区におもむいて自国の軍が撤退をしろって言っているのに敵の民族まで治療していたバカ医者夫婦」じゃないんだからさあ(アレを美談として作者は描いていて厭な気分になった。死地で活動しててふたりとも死んだらどうするんだよバカ、というかじっさい殺されたし! 子どもに対する責任がなくて厭でしたねアレ)。
あの漫画もたいがい後半の流れがとくに酷かったですけど、これは未就学児童に「仕事にたいする無責任」や「自分が子どもなのに甘えて大人に対する慢性的な暴力態度」なんかを見せつけているのでやっていることはより悪辣です。
CRの責任者として息子の恋人小姫の復活(しかもホントに復活できるのか確証もない!)なんぞよりもっとやることあるんだろうにアホか!! と心から思いました。
そんな自分の医局長としての責任ぶん投げの行為を見たのち、「俺が誰を見て医学を志したと思っているんだ」と永夢とポッピーに語る飛彩もどうかしてるんじゃないでしょうか?


エグ視聴から日数を置いたため、ニコとポッピーに対する記憶はデリートされました。
私の忘却力バンザイ!! あんな不愉快な女性キャラ滅多にないよ。
あ、一個だけ思いだした。ポッピーがなんかの折にゲンムか飛彩かを見たときの表情が汚物でも見るようでなんか厭でした。
そんな顔をするシーンではなかったし、あのまま映像で流すスタッフもどうなのかってくらいキツイ表情でした。
あんなふたりなんかよりよっぽど健気だった、直接的には悪事を働いてないラブリカの周囲のザコメイドが集団で倒されていて可哀想だったな。医者どもの集団攻撃だったのですが描写が弱いものイジメにしか見えない。
今回はコレで終わりです。
おつきあいありがとうございました。




◇ 5月26日のミヤモトにおいてた文に追加 ◇ 

準備中です、が一言言わせてください。
「仮面ライダー555」の40話最高!!
ライダーそろい踏み変身のちに主題歌流れるのって燃えますね!!
全身が赤いファイズも大変いいものだ……。

今回はまさにエグが描写として失敗し続けている、女性キャラが「今度は私が戦う番!!」といって果敢に敵に立ち向かうシーンもあり、結果的に失敗していましたが、本来の戦闘員である主人公たちの闘争心に火をつける意味では成功していました。
「主人公の巧が人間を殺したんではないか?」という疑惑をヒロインに植えつけて、巧も敵側の計略にまんまと乗ってしまい、悪の道に行きかけるんですけど、映像(演出や隠喩や直喩)でも台詞でも視聴者を特定の感情に沿わせるのが非常に達者です。
誰が正しい情報を握っているのか? とか誰が嘘吐きなのか?とか、井上敏樹は本当に登場人物を動かすのが巧い。心憎いほどに巧い。
草加雅人も非常に厭なヤツですが自己中なりにちゃんとやることはやるし、自分が歪んでいるところを自覚しているしいいキャラですね。友達にはしたくないけど。

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