作者アドバンテージ追加。

深夜にこんばんは、宮本一二三です。
「作者アドバンテージ」で脱線がはげしくてちょっと書ききれなかった部分を追記します。
よしなに。
いつものごとく自分を奮起させるためや備忘録のために書いた駄文です。
(夜が明けてから文章を微修正)


長編の話を作るとき、ジャンルがミステリだったり意外なオチなんかのある場合はとくに「最後のほうを先に作る」場合が多いと思うんですけど、この部分が作者にとってアドバンテージ、というか、作品の本質や旨みを保つためのゆとりになるんです。
なので、話を作るときは話の緩急(話の展開が静かな部分と盛り上がるところ)を考えて、ざっとした流れを前もって作っておきます。キャラクターの設定ブレ防止や物語自体を破綻させないためもありますが、一番の目的は「作者自身が作品自体の旨みを知る」=「プラスの部分を知る」ためにあります。
勢いで巧く行くような器用で天才的な方はのぞいて(私はそのタイプじゃないし)、ある程度しっかりと作りこんでおくと粗や欠点や弱点のマイナス部分がなくなり、作品自体の防御力が分厚くなってきます。
言い方は酷いんですけど、「他人からツッコまれそうな部分を前もって丁寧に潰していく」わけです! ホントに他者目線だと思わぬところからツッコミはくるので、自分でも客観目線を持つことは大事。
色々な知識の積み立てや設定を元に思いつく障害をシミュレーションを重ねることで排除し、ようやく本編を作る流れになるんですが、物語の展開の流れやキャラクターなどの設定を作りなれておらず防御点を積み立て損ねていたりすると、あっという間にテキトーに作ってたところからほころびが生じて受け手目線の評価はプラスからゼロ、ゼロからマイナスに変わっていきます。
作者自身が作ったものと真摯に向きあってないと、作品自体の長所や作風を掴みづらいので、防御点という名のプラスのアドバンテージを積み立てにくいのです。
作風をちゃんと考えて内容をゆるくするのと、作風や前後の流れも考えずにゆるくするのって内容にふれた時の印象が大違いなんですよね。
そうとう頭や勘がよかったり、いろんな作品にふれてきてこなれている人は作り手の思考なんて飛び越えて一足飛びに終着点を見つけたりしますが、そういう特殊例は除外して、自分以外の大多数の人にこの作品の魅力は通じるのかという目線を持つことは大事なんだと思います。
そういう目線がなくて作品の魅力や長所を説明する気が微塵もないと厭な意味で「オタクくさく」なるんだと思う。
ニッチさが魅力の作風もありますので、「オタクくささ」がすべてマイナスになるって訳ではないけれど。

創る物の弱点を知ることも大事だけど、長所も知ってそれを生かしていきたいですよね!
(自分自身の客観視なんてたかが知れてるので、毎回「ヨタ話」につきあって下さる方には感謝しかありません)

2017-04-15 india



「根が漫画」って「漫画かきに向いてる」という前向きな意味なのか、「漫画にでてくるようなおかしな人間」という後ろ向きな意味なのか、わからないんだ。|ω・`)
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント