暴力描写と非戦闘員のあつかいを考える(長文および毒舌注意!)。

こんばんは、宮本一二三です!
「あまんちゅ!」二宮姉の暴力が減ってだいぶ見やすくなりました。寝ている弟の顔を踏むのはアカンと思いますが。
なんか私フィクションとわかっていても頭部への攻撃はダメだわー!! 
そういう描写でも許せる場合はあるので頭部への攻撃が許せる場合を箇条書きしてみます。

1.対象者が悪いことをした。
2・完全なるギャグ描写(武器がハリセンとか100tハンマーとか雷びりびりとか)。
3・命をやりとりするような、ハードな世界観である。
4・異世界だったり時代がちがったりで、そもそも現代社会と価値観がちがう。
5.暴力をふるう側が命や貞操の危険にあった。またはその目撃者である。

――もしくは上記の複合型。

「あまんちゅ!」は日常ほのぼのコメディ(しかも現代もの)なので弟への暴力が個人的に異物に感じるんだろうなあ。
アレはやっていい範疇超えていると思う。
頭はちょっと打ち所が悪いだけでシヌからね! (「・ω・)「ガオー
だから頭部への攻撃は大概の格闘技では禁止されてるの!!

天野こずえ先生はさておき、そういうことをキッチリ学ぶであろう格闘経験者の作者なんかがやっていると、格闘経験者じゃない作者が描いた場合より厭な気分になります。
そもそも格闘技の成り立ちがたいてい「効果的な人体の破損への挑戦」だったりするからねえ。今のスポーツぽく改変された格闘技でも使い方をまちがうと危ないから! 身に凶器をまとうようなものなんだから「周りへの責任」として「道場の外にでた時、外部の人への暴力をふるうのはNG」だったりするわけで。
そういう感覚がない格闘経験者の作者はひじょうにキケンな人物として自分とは相容れない存在だとして警戒します。――おっと話がそれました。
私格闘経験者でもないのになに熱くなっているんだろうか。(//>ω<)


なぜか男性作家だといきなりの暴力をふるうのは悪いことだと線を引いている場合が多くて、女性作家にそういうパターンが多いんだけど、たぶん、男性向けの作品だと暴力への対処法とか理不尽な暴力をふるった者への因果応報がしっかり描かれることが多いからなんじゃないかなー? と最近東映の特撮を複数見て考えていました。
ああいう番組は表層だけ見たコウルサイ人たちが「暴力はアカン!」みたいな意見をねじ込むんだけどなんだよ。
暴力描写とちゃんと向き合うことで「理不尽な暴力はイカン!!」ってメッセージを少年少女の心にインプリンティングしていくんだよ。


そういう刷りこみがなされているからこそ、ふつうは「前線基地へ非戦闘員である妻とおさな子を伴う」とかいうアホな描写はしないよなあ、と最近ある作品のそういう描写を見てしみじみ考えました。
どのへんがアホなのか箇条書きで書くね。たくさんあるよ。

1.まず、上司が公私混同しているのを見たら、部下は上司についていかない。 
 (妻子にデレデレな姿を日常的に見てたら「こいつ馬鹿か?」って裏で軽侮される)
2.上記にくわえて、男所帯に少数の女性とか、士気が浮ついて統率取れなくなるよ? 
 (酒蔵や大工や寺に女性が長らくいなかったのも、おなじ原因だと思う)
 (ホモソーシャルにすることで、足並みをそろえやすくするのに異物がいたら台無し!)
3.いきなり基地が戦場になったら、非戦闘員は真っ先に狙われるよね? 
 (非戦闘員を逃がしたり守備するために人員が割かれるのはムダ)
 (ああいう場所では傷病者で手一杯だと思う)
 (そういうことに頭が回らない部分でも指揮官への信頼が減る)
4.非戦闘員である家族が人質にとられたらという危機感がない。 
 (軍隊の安全をとり家族を切り捨てるのか、その逆か、って選択肢が生まれるはず)
5.基地から移動しなきゃいけない場合が出来た時、足手まといですよね? 
 (こどもや女性に配慮しないといけないこともあるのが女性作家なのにわかってない)
 (家庭もちの作家なのに実感としてこどもに手がかかるのわからないんだろうか?)
6.そもそも前線基地は生活や子育てに適した場所ではないだろうに。  
  ストレス凄そう家族かわいそう。  
 (鍛えた兵士でもストレスすごいのに幼児を連れてくるなよ!)
7.状況が殺伐とした場合、非戦闘員が状況をわかってない感覚だと士気に関わる。  
 (ある映画で言われてたけど「守られる意識のない者は守りようがない」!)

前線基地に女子供を連れて行かないのは男性陣の優しさだからね?
ヘンな男女平等&悪平等観で潰すのはやめてほしい!!

(やむにやまれぬ事情があったり、戦闘員の女性で命や貞操の危機があることへ覚悟が決まっているのならまだしもさあ……)
最近、(悪に染まった?)実父とさえ闘う正義の14歳少女忍者とか、心優しい同僚に連続殺人犯の刃がむかないように無抵抗で顔を殴られる漢らしい戦闘員のお姉ちゃんを見たから、よけいに「戦闘員の女性と非戦闘員の女性の扱いの差がいいかげんな人に戦闘組織の描写は無理だろ!」との思いが強まっています。
(後者の女性戦闘員描写は、女性脚本家が描かれたものですので、できる人はやはりちがう!)

◇ 口直しオマケ ◇ 
2016-09-19 ura1
こどもに任せられることって、こども自身が覚悟していても大人が配慮しないといけないんじゃないかと思うんだ。
(*・`ω´・)ゞ
さて、自分へのブーメランにならんように切磋琢磨します。
金髪少女は諜報員になるには目立ちそう、とツッコまれるかと思いますが、ちゃんとそこは設定上の理由できちんと対処してます! 大丈夫です!!
ただ、今は「大丈夫な理由」は書けません。
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